永代供養墓

永代供養墓の素朴な疑問にお応えします。2016-05-30

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永代供養墓ってよく聞くけど、実際はどんなお墓なのか、どんな形態で運営しているのか、どこが管理しているのか、意外とわかっているようでわかっていないことが多いですよね。

そこで今回は、永代供養墓の素朴な疑問についてお応えします。

永代供養墓とは一般的に、承継者の有無に関係なく、寺院や霊園が永代にわたる供養・管理を約束するお墓のことで、生前にも申込みができるというものです。

お墓の承継者がいなくても、その承継者に代わり、寺院や霊園の責任において永代に供養・管理をしていこうという考え方にもとづいて生まれたものが永代供養墓ですから、おひとりさまの相続をご利用される方には有益な方法であると考えます。

永代供養墓を言っても、その形態はさまざまですが、以下に掲げるような事項がそれぞれのお墓で異なりますので、注意が必要です。

①全く宗派宗旨を問わないのか、過去の宗派・宗旨は問わないが、利用するにあたっては、その霊園を管理するお寺の宗派に属する必要があるか?

この点で何が違ってくるのか、というのは、戒名にかかる問題です。

利用するにあたって、その霊園を管理するお寺の宗派に属する必要があることになれば、当然その宗派での戒名を授かっておく必要があることになります。

戒名を授かるには、一般的には戒名料が必要になります。

数万円から数百万円まで幅ある事項ですし、墓じまいに伴い、先祖代々複数のご遺骨を納骨するのであれば、相当の金額に至る可能性があります。(ある一定の数を超えるようであれば、一律同額としている例も散見されます。)

②直接合祀するのか、一定年数ご遺骨を個別保管するのか

一定年数ご遺骨を個別保管する方が当然費用は高くなります。

但し、合祀になれば、他の方のご遺骨と混じってしまうことになり、二度と個別にご遺骨を取り出せなくなります。

また一定年数とは、17年、33年、50年等年忌法要を行うことを意識して設定されています。

ご自身やご遺族のお気持ちにかかわることですから、その是非について申し上げることはできません。

ご遺族にご相談できる状況であれば、相談されるのも一考です。

③俗名あるいは戒名を刻むのか、刻むのも金属プレートなのか、石なのか

宗旨宗派を問わないところは俗名を刻むのが一般的だろうと思います。

また最近は石ではなく、金属プレートに名前を刻むところも増えています。

金属プレートだから質が悪いということはありませんが、お墓との調和がとれているのか、ご自身の眼で確認していただき、決めていただく他ないと思います。

以上のような要素の他に、交通アクセス、費用、墓地全体の雰囲気、バリアフリーの有無等いろいろな要素があります。

他界されたあと、ご遺族が納骨するお墓を手配するのは大変です。お元気なうちから、ご自身のご判断で、どのようなお墓に入るのか、検討、準備されますようお勧めします。

当事務所では、寺院支援業務を行っており、おひとりさま相続として、お客様のご希望にあった永代供養墓をご紹介させて頂きます。

当事務所とご縁のあるお墓を動画あるいは写真でご紹介しております。

準備が整ったところから随時アップしていきますので、ぜひご覧ください。

対応エリア
埼玉エリア

【埼玉県】
熊谷市、深谷市、本庄市、東松山市、行田市、羽生市、美里町、小川町、嵐山町、滑川町、吉見町を中心に、埼玉県すべての市町村が対応エリアとなります。

【群馬県】
太田市・伊勢崎市・館林市、大泉町、邑楽町、明和町

その他の地域の方は、出張費が別途かかる場合がございますので、まずはご相談ください。

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