「現在寺院墓地にお墓があります。最近、この寺院の寄付金負担が大きくなり、このままだと支払えなくなってしまいそうです。どうしたらいいでしょうか?」
こんなご相談をいただきました。
基本的には連絡を絶やさずお墓参りもきちんと行っていきながら、ご住職に事情を説明してご相談されるのがよいかと思います。
また、日ごろのお付き合いの程度によりますが檀家総代をされている方に相談するというのもよいでしょう。
寄付金は強制ではありませんので、寄付金を払わなくては離檀させるというのは明らかな誤りです。
大抵のご住職はそれぞれの方の経済状況に応じて考慮してくれるはずです。
但し、払いたくないから払わないという理由では通用しません。
そのような方は霊園等に改葬されることをお勧めします。
檀家制度というのは檀家の皆さんでお寺の維持管理を行っていこう・負担していこうというネットワークですので、お檀家さん同士での負担の不公平感が出てしまいますと何かとトラブルの元になってしまいます。
最近「墓友」というような新語も出てきているようですが、お檀家さん同士のつながりの方が強い絆で結ばれているのを実感します。
寺院の檀家は寄付金があるから避ける、という考えも否定はしませんが、檀家制度には金銭に代えられない、よい面も数多くある、ということはぜひご理解頂きたいと思います。
【埼玉県】
熊谷市、深谷市、本庄市、東松山市、行田市、羽生市、美里町、小川町、嵐山町、滑川町、吉見町を中心に、埼玉県すべての市町村が対応エリアとなります。
【群馬県】
太田市・伊勢崎市・館林市、大泉町、邑楽町、明和町
その他の地域の方は、出張費が別途かかる場合がございますので、まずはご相談ください。